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五十嵐 明則*; 白井 稔三
Physical Review A, 51(6), p.4699 - 4703, 1995/06
被引用回数:14 パーセンタイル:63.94(Optics)核子当りkeVからMeV領域の裸のイオンと衝突による主量数5以下の励起状態にある水素-様イオンの全電離断面積を歪形波(CDW-EIS)近似と平波面ボルン近似で計算した。低エネルギーでのHによるC(1s)までの水素-様イオンの電離について、本計算値は結合チャンネル法による計算値と良く一致する。一方ボルン近似の結果はかなりの過大評価になる。他の理論計算との比較も行われている。
R.K.Janev*; R.A.Phaneuf*; 俵 博之*; 白井 稔三
Atomic Data and Nuclear Data Tables, 55, p.201 - 232, 1993/00
被引用回数:22 パーセンタイル:76.1(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)水素原子とC及びOイオンの衝突により特定の状態(n,l)へ電子が捕獲される状態指定電荷移動断面積の理論値の批判的評価を行った。光放出断面積及び全断面積との比較を含むデータの一貫性のチェックを行い、C+H(3n8)及びO+H(4n9)の系について20keV/amu~1MeV/amuの衝突エネルギー領域での状態指定断面積の推奨値を求めると共に推奨値に対する解析的表式を導いた。
龍福 廣; 渡辺 力*
Atomic Collision Res.in Jpn.,Prog.Rep., (4), p.36 - 38, 1978/04
電荷移動過程O+H(1s)O+Hに対する断面積を0.025~200keV-amuのエネルギー範囲について計算した。計算方法として、動的分子軌道を基底とするS-マトリックス形式化による方法を用いた。S-マトリックスの評価においては、「ユニタリー化DW法」と「吸収モデル化法」の二通りについて検討し、前者が妥当な方法であることが分かった。計算結果は中高エネルギー領域において極めて妥当であり、本法が有効であることを示した。
龍福 廣; 渡部 力
Phys.Rev.,A, 18(5), p.2005 - 2015, 1978/00
電荷移動過程O+H(1s)O+Hをエネルギー範囲0.025~200keVで、動的原子軌道を基底とするS-マトリックス形式により取り扱った。S-マトリックスの計算には、ユニタリー化モデルと吸収モデルの二つの極端なモデルを用いた。断面積の数値計算結果には0.5keV/amu以上のエネルギー範囲において両者の間にほとんど差はなく、0.5keV/amu以下のエネルギー範囲で最大2倍の違いがあった。これらの結果から、本計算法は、従来の方法では精確な計算が出来なかった10keV~100keV/amuのエネルギー範囲で妥当な結果を与えることが分った。